RileyBell’s diary

自由に、気の向くままに

【また、この場所で】浅田真央

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この本のレビューを書くにあたって、まず浅田真央さんのことを

親しみを込めて「真央ちゃん」と呼ぶことをお許しください。

 

私には真央ちゃんと同じ歳の妹がいるのですが、そのせいか

いつも尊敬するアスリートでありながらどこか妹のような感覚で見ていました。

多くの人にとってそうであるように、私にとっても真央ちゃんは記録以上に記憶に残るスケート選手です。見ているとなぜだか目頭が熱くなり、心がジーンと熱くなるような、そんな演技をたくさん見せてくれました。

 

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そんな、真央ちゃん初のフォトエッセイ。表紙のカバーを取ると中は

かわいいピンク色の表紙。薄くて小さいそのフォトエッセイには

ずっしりと重みのある真央ちゃんの決意が書かれていました。

 

本の中には引退後、約半年間の葛藤と再びスケート靴を履くと

決めてからのスケートへの想いなどが書かれています。

すべてが自分の言葉でつづられていて、自信の悩みや葛藤を

飾らずに表現しています。

 

現役時代の真央ちゃんは努力する天才というイメージが私にはありました。でも、このエッセイに書かれている悩みや葛藤、好きなことに対する想いは、私たちが共感できることばかりです。

彼女が人として愛される理由が分かる1冊になっていると思います。

 

スケートと歩む彼女の第二の人生もとても楽しみです。

今後も暖かく見守って行きたいなと思っています。